会長挨拶

札樽地区測量設計協会                     

   会長 細川 康司

 札樽地区測量設計協会は、公共事業の円滑な推進に寄与するとともに地域社会の発展に貢献することを目的として、主として石狩、空知及び後志地区で測量設計業を営む企業によって昭和48年に設立されました。

 令和5年、創立50周年の節目の年を迎えて、新たな一歩を踏み出し、次の時代に向け「時代を繋ぐ、未来へ繋ぐ」というコンセプトを掲げ、今後とも、これまで諸先輩が築いてきた測量設計の技術を次の若い世代に引き継ぐとともに、新しい技術の習得にも励んでいきたいと考えております。

 

 私どもは道路や河川、公園などの整備・維持・更新、さらには災害復旧など、公共工事の様々な段階で必要とされる調査・測量・計画・設計の業務を行い、安全安心な地域の実現のため、発注者や地域の皆様の信頼に応えるよう成果品の品質向上に努め、日頃から、研修会などを開催し、専門技術の習得と研鑽を重ねております。

 

 一方、測量設計業界を取り巻く状況は、建設投資額の減少、少子高齢化に伴う建設就業者数の減少・技術者の高齢化に加え、社会経済情勢の影響を受け、厳しさを増しております。

 こうした中で、将来を担う若手技術者の確保・育成のため、学校での「出前授業」や「測量体験学習会」の開催のほか、北海道・札幌市が主催する札幌駅前地下歩行空間での「建設産業ふれあい展」への参加など、様々な場面を通して地域社会に対し業界の役割・魅力を広くPRしているところです。

 また、「少子高齢化による人材不足への対応」に関しては、デジタルデバイスを活用したDX(デジタル・トランスフォーメーション)やカーボン・ニュートラルの実現に向けたGX(グリーン・トランスフォーメーション)など建設生産システムの効率化への取り組みも重要であると考えております。

 そのほか、近年、頻発している災害に対して、「災害復旧実務研修会」や「技術研修会」などを開催し、災害時の初動対応や社会資本整備の重要性の認識、技術力の向上に努め、人材育成の取り組みを進めているところです。

 

 当協会員は、石狩・空知・後志地区での災害時に迅速に対応できるよう努めていることは言うまでもありませんが、全道のほかの地域の災害の応援にも一丸となって対応できるよう備えるとともに、北海道のインフラ設備の守り手として誇りをもって業務に対応しております。

 

 当協会では、これからも技術力の向上に努めて、暮らしの安全安心を支えるため、道央圏の地域はもとより、北海道のために貢献してまいります。今後とも、皆様並びに関係各位のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。